| おつぼねとは職場を仕切る古参の女性社員を意味し、お局と書く。おつぼねは「意地悪」「口うるさい」といった意を含み、侮蔑する際に使われることが多く、尊敬する為に使われることはほとんどない。また意地の悪いというイメージも強く、お局という言葉自体は、宮中や江戸時代の大奥などで「局(仕切りで隔てた個室)を与えられた女官(女中)」として古くから使われている。ただし、当時のお局は指導的立場にあったものの、現在のように悪い意味はなく、単に階級的なものであった。おつぼねが悪いイメージを伴い、現代の古参OLに対して使われるようになったのは大河ドラマ『春日局』がキッカケとなった。また、お局さまと丁寧な言い回しにも使われるが、意味自体に差異はなく、かえって皮肉や嫌みが込められた感もあり。春日のお局様、現代では余り褒め言葉ではないですね。名指しされた方に対して失礼になるかもしれません。もう少し言葉の使い方に配慮された方が宜しいかと思いますが。 |